陶器の町東濃エリアより、本日は多治見市本町オリベストリート散策でございます。
裏路地、というには少し交通量は多いですが、通りには古民家や蔵、
それらを改装した陶器やアンティークのお店、カフェなどが立ち並びます。
古民家カフェと雑貨さん
まずは昭和レトロな美容院改装カフェでモーニングから!
向かって左がカフェ、右がショップスペース。
カフェの入り口脇から中がつながっています。
モーニングはホットサンドがついて500円。
2杯目のコーヒーは無料との事です。
↓ カフェの備忘についてはコチラからどうぞ ↓
お隣は古民家改装のショップスペース。
地元作家さんの陶器やガラス製品、手作り衣類や昭和アンティークのお店が入ってます。
廊下突き当りには中庭といいますか
くるりと廊下に囲まれて、解放的な一画が。
むき出しの配電盤がなんともレトロ。。。
押し入れのふすまを完全にとっぱらって商品棚にされてます。
これもまた雰囲気あるー。。。
注目すべきは押し入れの奥。昔の包装紙や広告が貼ってあるのですが
地元デパートから松坂屋のカトレアまで、懐かしい!
更に懐かしさいっぱいの昭和アンティークのお店。
昔の包装紙や袋が売られているのですが
見覚えのある柄がたくさんで、じんわりしてしまいます。
本屋さんで使われてましたオバQの袋とか
女の子がぬいぐるみ抱いてるこの柄、近所のおもちゃ屋さんで「女の子向けプレゼント用」に使われてやつー。
うわわもう、何回お世話になった事でしょう。。。!
窓際に並べられたガラスの器。ファンシーなプリントのコップが昭和です。
夏はこれに麦茶なのよー。
アンティークなアレコレ
昭和レトロのみならず、本格的なアンティークや骨董のお店も多いです。
こちら古美術・亘さん。
入り口では陶鉢のメダカがお出迎え。
二階建てのお店は国や時代を超えて、様々な骨董品でいっぱいでした。
激渋の仏様の真横にヤン坊マー坊など、ところどころ二度見してしまうしかけ(?)もあったりで、価値そのものがよくわからない一般人にも優しいお店でした。
こちらは看板や入り口の雰囲気がかわいい「三角屋」さん。
残念ながらお休みでした
水色のタイル、木枠の窓縁に並べられたガラスの器、涼し気で美しいー。
アンティーク、というより普通にレトロな広告が、そのまま残っている電気屋さん発見。
縦型レコードプレーヤー、親戚の家にあったなあ。
お兄さんの髪型も時代ですね。
昔ながらの格子窓や
蔵づくりもあちこちに。
そんな通りの美観を壊さない為にか、交番の外壁もシックな感じに統一されてます。
耳が痛い。。。
うつわのお店たち
アンティークによらず、地元現代作家さんや生活の陶器を扱うお店もたくさんございます。
もちろん、オリベストリートだもの。
こちらやままつさん。
井筒さん。
中庭も美しいー。
陶都創造館
うつわのお店やカフェ、多治見市のPRセンターが入っています。
3階ギャラリーに続く階段には陶器のオブジェが。
PRセンターではうながっぱがお出迎え。
陶器機材の販売スペースには、陶芸教室や個人用の焼き窯、
土、絵具、装飾用のへらやコテなどのお道具がみっしり。
こちらの棚には釉薬とそのサンプルが並んでいます。
ドキュメンタリーとかで陶芸の創作風景を見ていると、土を作ってこねる所から始まり、くるくるしたら窯に火を入れて汗をかきかき三日三晩。。。
ちょっとやそっとの覚悟では足を踏み入れちゃいけない世界のように感じてしまうのですが、
それは恐らくこだわりのプロ作家さんのお話で、実際は飛ばせる行程もいくつかあるのですよね。特に趣味でやる分には。。。
並べられた材料とおおよその手順を追っていると、なんだかその気になれば自分にもできるのでは、と思えてきたり。。。
ランチはカレー!
思いのほか長居してしまったので、モーニングに引き続きランチもオリベストリート内でいただく事に。
古民家改装のレストランで南インドのカレーディッシュをいただきました。
↓ ごはんの備忘はコチラから ↓
うっかりしっかり長居してしまいました。。。
地元特産、地元愛を知るにとどまらず、職人さんのクラフトマンシップや
クリエイターさんの意気込みにも触れられて、刺激たっぷりの一日でございました。
興味のある方はぜひ、ゆっくり散策してみてくださいー!
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