何度か訪れている恵那峡の、初春の風景です。
毎度季節外れの備忘で申し訳ありません。。。
地元を離れている間に美しく改装された遊覧船乗場周辺を、この期に探検してみました。
家族旅行の際こちらの五平餅をいただいた母が、
「五平餅は絶対恵那のがおいしいね!」と力説しておりました。
地元の愛知や三重にも五平餅はありますが、そちらはもう少し甘辛みそだれ風味、な気がするのです。
↓ 愛知県豊田市でわらじ五平餅をいただくの備忘 ↓
恵那から信州、山の方に向かって、より木の実の香ばしさが際立っているかんじ。
私もどちらかというとそっちのが好きかな。。。
今回はさざなみ公園を中心に一周。
遊覧船乗場と老朽化の否めない大型ホテル群。
高台にあるのが「かんぽの宿恵那」。
かつて家族旅行の定宿でした。なつかしーい。。。
遠くに見える観覧車は恵那峡ワンダーランド。
かつてはロープウェイがあったそうです。
そして赤い橋のむこうには。。。
真新しい弁天様!
この場所は、大井ダムが建設される前は小さな山だったんですね。
元の風景を知らない私には、ただの観光用に作られた小島としてしか映っておりませんでした。。。
恵那峡に関わらず、大きなダムに圧倒されるのは
かつてあった山や村さえ消してしまう、そのスケールの大きさと
人間の技術力や業、自然への畏怖を否応なく感じさせられるからなのかもしれません。
春は桜、秋は紅葉でも有名です。
高台から見下ろす景色、まだまだ桜には早い3月初旬も
一月後にはこの通り!
桃介広場の桃介像。
福沢桃介は大井ダム建設の立役者。
あの福沢諭吉の次女のお婿さんだそうです。
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花桃も桃介がドイツから持ち帰ったのが最初、との事。
注意して見ると色々なエピソードがあるんだなあ。。。
さざなみ公園あたりまで降りてきました。
北原白秋も訪れて、在りし日の恵那を句に詠んでいます。
失ってしまった景観は歌として残っているという事なんですね。。。
↓ 景観はもちろん、ダムの建設を期に生活や流通も色々変わったんだなあと、温泉に行って知った日の備忘。↓
なかなかと盛りだくさん(?)につき、その2へ続きます!