広くはないけど緑いっぱい、おしゃカフェも併設。
電車なら「来宮」駅から徒歩3分!
こちらは境内の案内図。
駐車場は無料でした。
※公式によると2022年12月から、第二、第三が有料となったもよう。。。
利用料金によるサービスはあるそうですが、世知辛いなー。
参道を無視して第一駐車場から入場してしまったため
まず最初に遭遇しましたのが第二大楠です。
来宮神社には第一、第二の二本の大楠があります。
こちら樹齢1300年を誇る第二大楠は、300年前に落雷にあいまして、
幹の中身はからっぽの張りぼて状態。。。
なんだけど、どっこいちゃんとまだ生きてます。
黒く焦げた色も残るまま、その枝葉には豊かな緑。その逞しさにあやかりたい!
手水舎にお水はありませんが、気持ち清めて
参道をいざゆかん
。。。の前に立ち寄りお稲荷さん。
稲荷社
御祭神:宇迦之御魂神
ご利益:五穀豊穣・家内安全・商売繁盛・諸願成就
京都の伏見稲荷からの勧請だそうです。
更に三峯神社。
お狐様ならぬ、山犬様。
埼玉県の三峰神社からの勧請です。
お祀りされているのは伊弉諾尊、伊弉册尊。言わずと知れた国生みの神様ですね。
こちらは末社七社。
戦前に消失してしまった社殿が修復、お祀りされています。
海の神様、火の神様に、少し珍しい所では皮膚病平癒の床浦社なる末社も。
ちなみに御祭神は「少彦名命」、あれ、どっかで。。。
↓ 粟嶋社の記憶 ↓
こちらでもご利益は「医療」とあるので、やっぱり病気平癒に頼れる神様なんですね。
一寸法師のモデルでもありますが、針の楷は治療にも使われたりするんだろうか。。。
(そういう意味じゃない
参道を奥へ進みまして
こちらは「御神水」です。
お水取りの初穂料は一回1000円。
お水取り、というと東大寺のそれしか思い浮かばなかったのですが、
もっとポピュラーな開運アクションである事を知った本日。。。
簡単に言うと、吉方位に行って神聖なお水をいただいて、お家に持って帰る(または飲む)というもの。
行く方位によってご利益も色々あるそうです。
今度ちゃんと調べてみようー。。。
本殿に到着です。
ご利益:武勇・決断・営業繁盛・身体強健
五十猛命は、「いたけるのみこと」と読むそうですが、こちらもあまり聞かない神様ですね。
公式によると、五十猛命は素戔嗚尊の息子で、朝鮮に渡って大陸の植物の樹種を日本に持ち帰り、育て広めた神様だそうです。
また神社創建の物語では、地元の漁師さんに「我を楠の洞に祀りなさい」と、
木像を通して告げられたのも「五十猛命」だったそうです。
「波の音の届かない、七つの楠の洞」が、今この神社のある場所、なんだとか。
大楠が大事にされているのも、ぜーんぶつながっているんですね。。。!
祝詞が聞こえてきたので、拝殿脇からちょっと覗いてみる。。。
おおうゴージャス。。。
拝殿脇のこちらの建物は「斎館」。
中には例大祭で使うお神輿が入ってました。
鯉の池と赤い橋、箱庭のような一画の奥には弁天様が祀られています。
言わずと知れた、芸事の神様ですね。
うっかり脇の水路(?)から本殿脇を通り抜け。。。
第一大楠に到着!
樹齢2100年。
天然記念物です。
複雑にうねり重なる根やこぶに、その年月の長さを想像。
ほんと毎回思うのですが、樹齢うん千年って、もう私たちが時を感じる、
その概念とは桁が違うというか。。。
2100年前って事は、イエス様も生まれてないのよ。
紀元前、なんですよ。
その幹の周りを一周すると寿命が一年長くなるそうです。
更に、強くお願いしながら一周すると、その願いが叶うとも。
幹の周りには歩きやすい通路が設置されていて、お願いもしやすく
プラス古木に負担をかけないように工夫されていました。
大楠を少し離れた場所から鑑賞できるルートも。
こちらは立ったままもたれて、大楠ビューが楽しめるベンチ。
最初笑ってたのですが、使ってみたら意外に気持ちいいです。
首と背中預けられるって結構楽なんだな。。。
神社には休憩所兼甘味処が数か所設けられてます。
こちらは和スイーツ中心の「五色の杜」。
地ビールいただけますの「楠の香」
こちら「報鼓」ではこだわりのブレンドコーヒーや紅茶が用意されてます。
写真は既出ですが、神社敷地お隣に「鳥居の結び葉」。
ソフトクリームやフルーツジュースどうぞ。
どちらもおしゃれで高感度。
神社の平和な静けさといっぱいの緑に囲まれて、特別な時間が過ごせそうです。
もうそれ自体がご利益と言ってもいいのかも。。。
ホテルフロントのような授与所。
待合所もぴかぴかですね。
とにかく隅から隅まで美しく整えられていて、まさに町中オアシスと呼ぶのにふさわしい神社でした。
コーヒーやビール、ライトアップを楽しみつつ、
素直な気持ちで神頼み、も新しいお祈りのスタイルかもしれません。
是非また訪れたい癒しのパワースポットでした!