初訪2022年7月某
本日の神頼みは伊豆は下田市、鳥居から見下ろす海も美しい「白濱神社」にお邪魔しております。
施設の正式名称は「伊古奈比咩命神社」。
伊豆の国では最古の神社で、その歴史は2400年に及ぶのだそう。
鳥居をくぐるとすぐに、樹齢2000年の御神木がお出迎え。
レトロさが素敵な案内図。
奥へまっすぐ進むと拝殿があります。
御祭神(主神):伊古奈比咩命
ご利益:縁結び・子育て
御祭神(相殿)
・三嶋大明神
・見目女性神
・宮男性神
・剣ノ御子男性神
神社の御祭神は上記五柱。
海から三柱の随神と一緒にやってきた三嶋大明神が、この地で見染めたのが伊古奈比咩命。
共にこの地に宮を作る事となりました。
白浜から臨む伊豆諸島も、三嶋大明神によるものだそうです。
隋神と一緒に7日で10の島を作ったのだとか。
ちなみに三島大明神は事代主の命とも呼ばれ、漁業、商業の神様。
更に事代主の命=えびす様ともありますが、(鯛持ってるし)
えびす様にはに事代主の命説と蛭子命説があり、地方によりどちらかは異なるそうです。。。
↓ 中津川のえびすさんは蛭子説でございました ↓
こちらは見目弁財天。
見目女性神は三嶋大明神と伊古奈比咩命のキューピッドにもなったそうで、縁結びの神様とされています。
(主祭神と共にダブルのパワー。。。)
神仏習合時の本地垂迹説より、見目様は弁財天ともされていたそうで、こちらでは「見目弁財天」と呼ばれています。
本殿へ向かうルートには3つの鳥居が並んでいます。
右がお稲荷さん、左は境内社、中央は本殿に通じる階段なのですが。。。
残念。。。
海水浴場も近いので、夏休みにはどうしてもこういう措置が必要なんですね。
恐らく恰好もそうですが、境内で休憩したりゴミを捨てたり夜中まで騒いだりと、不信心以前のトラブルも多いのではと推測。
楽しむ事は結構だけど、自由と権利は表裏で、TPOをわきまえる事は大原則。
マナーを守って参拝しましょ!
気を取り直して、お稲荷様にもご挨拶。
集められたたくさんの、お社と対のお狐様。
どれも個性的でかわいいです。
躍動感!
そういえば海が見える鳥居があるって聞いたんだけど、どこだったんだろ。。。?
2023年元旦
地元の知人に前回のいきさつを話した所、
「え、鳥居のとこ立ち入り禁止とか聞いた事ないけど。。。」との回答。
立ち入り禁止になってた本殿の奥だと、勝手に思い込んで探しもしてませんでした。。。
それならせっかくなので鳥居リベンジに初詣、ついでに初日の出も狙ってみよう、という事でお正月に再訪の備忘です。
(お正月にそぐわぬ心構え)
まずは拝殿にてご挨拶から。
夜明け前の明るい闇に、浮かび上がる社殿は先日より更に神々しさを増しております。
お邪魔してます。
今年もよろしくお願いします。
前回は入れなかった本殿へもお参りしてきました。
がっつり結びたい幸せとの縁。。。
何卒よろしくお願いいたします。
外もだんだんと白んでまいりました。
授与所の脇から駐車場を抜けて海側へ。
あ、鳥居ってこっち側だったんですね。
こっち側停めた事なかったので全然気づかなかった。。。
これ奇跡的な角度のショットなんですが
実は人いっぱいです。
こぼれるこぼれる。
雲の下からおひさまが昇り始めました。
わー。。。!
濡れた浜にも初日の出が映ってます。
鏡池ならぬ鏡浜。ダブルでめでたーい!
旅の地のよい思い出になりました。
こうして海からの初日の出を拝んだのは人生初。
今年もたくさんの発見と、幸せに巡り合えますように!
基本情報
名称:伊古奈比咩命神社(白濱神社)
住所:静岡県下田市白浜2740
アクセス:
公共交通機関:伊豆急下田駅からバスで10分
車:国道135号線沿・無料駐車場有(時期により時間制限あり)