とにかくきれいな物見て癒されたい!
という事で、地元なのに行ったこと一度もありませんでしたの
愛知県美術館を訪れてみましたの備忘です。
愛知県美術館
愛知県名古屋市東区の愛知芸術文化センター8階、10階に、1992年に開館。
面積は県内最大規模。
国内外の20世紀美術+名古屋の所蔵家寄贈による近代日本絵画、陶磁器、仏教彫刻、考古遺物と様々なジャンルの美術品を所蔵。
重文指定されている作品にはに浦上玉堂、与謝蕪村などがあります。
入館料は500円。
企画展は別途入場料が必要です。
吹き抜けのオブジェは「私(あなた)」という名前だそうです。
わたしとかいてあなたと読む。。。らしい。
以下気になる作品を備忘に収めてまいりましたので(いずれも撮影可のみ)追って記憶を辿ってみます。
コスチュームジュエリー展
6/30で既に会期は終わってしまった企画展ですが、かわいいアクセサリーがいっぱいでした!
コスチュームジュエリーとは
ファインジュエリーとの対比というより、企画展の意図的には「衣装とファッションを飾る為のジュエリー」という意味合いが強そうです。
ですので素材に希少性は必要なく、イミテーション、ガラス、木やワイヤー、鳥の羽まで、衣装を美しく彩る物であればなんでもOK!
ファッションの変遷と共に、メゾンからの依頼を受けて作成された一点ものの「コスチュームジュエリー」が美しく展示されておりました。
昔の人もコスプレ好き、の図。
オリエンタル祭りのヨーロッパの人たち。
メゾン・グリポワ
金属線の枠の中に溶けたガラスを流し込む「パート・ド・ヴェール・エナメル・ガラス」という技法が使われているそうです。
こちらはシャネルの代名詞、カメリア。
同じくメゾングリポワ製作。
ロベール・ゴッサンス
ビザンチンクロス
ゴッサンスってかんじです。(名前の響きだけで言ってます)
forシャネルだそうですが、この頃シャネル自信がイコンなんかの古代美術に傾倒していたそう。
お洋服のデザインもそんな雰囲気だったのかな。
スキャパレッリ
のエビ。
同系色のグラデーションがすてき。
いきなり雰囲気違う感じですが、このあたりはデザイナーさんがシュルレアリスムのお友達と交流があったそうで。。。(ダリとか)
葉のように見え、手のように見え、という事ですが
そやって言われたらもう手にしか見えない。。。
リダ・コッポラ
ビーズだからこそのボリューム、グラデーション、ほんときれいだなあ。。。
フランク・ヘス
素敵作品を眺めていると、自分ならこんな服と合わせたい、とか
ただ壁にかけて眺めたい、とか、こんな作品が作れたら素敵だなあ、とか
「見るだけ」に留まらず色んな欲求がわいてきます。
ちなみに私の写真だともう全然何も伝わらないと思うのですが
ままこの企画展に沿った本が出版されています。
コスチュームジュエリー 美の変革者たち シャネル、スキャパレッリ、ディオール
展覧会を監修された小瀧先生によるこちらの本では、今回展示された作品全ての詳細と、背景に至るまでががっつり網羅されてます。
眺めているだけで潤います。ご興味おありの方は是非手に取ってみてください。
常設の備忘は後半に続きますー!