うろうろしています。

国内小旅行の備忘です。

洞爺湖の美と火山の記憶・ビジターセンター&火山科学館で学ぶ自然と防災

美しい湖も癒しの温泉も、全ては火山活動の成せる技。

洞爺湖とその周辺の成り立ちをお勉強(?)の本日は「洞爺湖ビジターセンター・火山科学館」にお邪魔しております。

 



ビジターセンターの入場は無料!

 

1階奥にある「火山博物館」は有料500円です。

ビジターセンターでは主に洞爺湖の成り立ちや自然について、

火山博物館では定期的(?)に噴火してます、有珠山の歴史について展示、解説されております。

 


 

ビジターセンター

という訳で、まずは無料エリアをぐるり一周。

 

中央床には洞爺湖の縮小写真。位置関係がよくわかるー。

 

洞爺湖支笏湖同様、栄養塩やリンの少ない「貧栄養湖」。

透明度の秘密はプランクトンや、それを餌にする生物が少ないせいなんですね。

 

そして緯度が高い場所にあるにも関わらず「北の不凍湖」としても有名です。

凍らないのが単純に道内でも南にあるから、というだけなら
本州にも凍る湖があるのはなんでかしら?

 

→緯度だけの問題じゃなくて標高や、湖の深さが関係しているんですね。

高い場所にある+浅い湖は凍りやすいという事。

聞けば当たり前なんだけど、なるほどなー、と納得してしまいました。

 

周辺のいきものも展示されてます。

 

実際に湖の周辺で見た事はないけれど、きっと少し山側に住んでるんだと思います。

 

すごく広くはないけれど、まだ新しい施設内は開放的な吹き抜けが明るい印象。


こちらは施設角の休憩スペース。

 

館内にレストランなどはありませんが、自販の飲み物などはこちらでいただけるもよう。

 

2階にも上がってみます。

 

国立公園の説明や

 

洞爺周辺の観光ポスター

 

こちらは特に洞爺と言う事ではないのですが、道内でやはり数が増えてて、あれこれ対応が求められるエゾシカさん問題についても説明されてました。

ほんと、今問題になってる熊とかもなんですけど、「殺すなかわいそう」っていう皆さまには実際共存してる現地の目線をもう少し想像してほしいな、というのはやはり。。。思う。。。

 

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火山博物館

1階に戻りまして、せっかくなので有料ゾーン「火山博物館」にもお邪魔してみたいと思います。

 

被害を受けた線路がそのまま残されてますね。

噴火遺構

 

こちらにはトラック。

痛々しい。。。

 

シアターでは2000年に起きた噴火の記録を、音と映像で辿る事ができます。

ちなみにこの時の噴火、被害者がほぼゼロだったそうです。

 

前兆を軽視せずに速やかに避難する事、本当に大事。

洞爺湖南側から北へ抜ける主要国道の上に噴火口が発生した為、

もし避難が遅れていたら、その逃げ道その物がなくなってしまっていたんですよね。。。

 

実際に岩飛んでくるとか、倒壊した建物の下敷きになる、とかでなくても

地理的に特殊な場所ならそれ以外の理由で、死に直結する被害につながる事がいくらでもあるのです。

 

日本一周の時に訪れた時に、どこかの3.11資料館で見た「津波てんでんこ」を思い出しました。

 

津波てんでんこ とは

三陸地方に古くから伝わる津波避難の教訓。
「てんでんこ」は方言で「てんでんばらばらに」「それぞれ勝手に」という意味。
津波が来たら、家族や他人を待たずに、まず自分が逃げることが命を守る最善策という教え。

 

我先に、って聞くと一見冷たくも感じますが、「あとでまた会うために、今はそれぞれが生き延びる」ための約束。

 

こちらは「津波」で「噴火」ではないけれど、同じ「災害避難」と考えれば予兆を甘く見ず、人の顔色伺わず、誰かを待つ事もなく、危険を感じたらとにかく「逃げる」という選択が大事、というのは共通ですよね。

自然を甘く見ない事の大切さを改めて感じます。

 

そして避難したら終わり、ではなくてそこからが長いんですよね。。。

避難指示の発令が3月29日、解除が7月28日。

4か月の避難所生活、お疲れ様でございました。。。

 


 

火口跡散策路

建物の裏手からは実際に火口跡までの散策路が整備されています。

金毘羅火口跡は徒歩30分、西山山麓火口跡は徒歩50分ぐらい。

道中災害遺構なども見る事ができるそうです。

 

火口跡あたりに展望台も設けられているそうで、無二の風景が見られるかも。

 


 

洞爺湖のキレイの歴史を再確認。

充実の時間でございました。

 

本日も備忘まで!