うろうろしています。

国内小旅行の備忘です。現在は南房総あたりをうろうろしています。

北海道散骨ツアー!観光は行き当たりばったり・旅の備忘録Day2

おはようございます。旅の2日目です。

ホテルで朝食を済ませたら、本日は車で網走から羅臼へ向かいます。

 

↓ 1日目の備忘 ↓

cotomo.hatenadiary.jp

 


 

散骨基礎の基礎

ここで散骨についての、基本的なお話をちょっとだけ。

 

  • 散骨は違法でも合法でもありません
  • 散骨する場所や方法は要確認、近隣への配慮もお忘れなく
  • 散骨の前に粉骨必須。お骨はそのままでは飛行機乗れません

 

要するに私自身がまったく知らなかったので聞いていみた、調べてみたな事なのですが。。。

 

まず海に散骨する事自体は「違法」ではありません。

しかしながら自治体によって許されている場所があったり、

許可が必要だったり、明確でない場合はしっかり確認する必要があるんですね。


フェリーや観光船など、公共の乗り物から撒くのももちろんマナー違反。
個人で内容を説明の上チャーターするか、専門業者さんに依頼するのが一般的です。

 

「散骨」は故人の最後のお願い。ここでケチがついてしまうのは絶対避けたい所。

近年増えてきたとはいえ、まだまだ一般的とはいいがたい方法なだけに、

しっかり確認して晴れやかにお見送りしたいですね。

 


 

道の駅 知床・らうす


故人希望の散骨場所は知床沖との事で、羅臼までやってきました。

強風が少し心配ですがよいお天気です。

 

沖までの船は予定よりちょっと早めに出航できそうとの報。
時間まで道の駅でお土産買いあさります。

 

羅臼と言えば昆布、鮭、各種海の幸!
乾物や瓶詰、加工品など手間なく食べられそうな物を見繕って段箱に詰め込んで送り状*3枚。


すでに一仕事終えた気分。。。

 

お向かいの望郷台公園から国後島を一望。

「領土」については色んな考え方があると思いますが、

個人的にやっぱり「国土」は「心」につながるのかなあと。

 

メンバー某は「住人ありきで国境は関係ない」と言ってましたが
それが全ての人の共通認識なら今戦争起きてないよね。。。

 

考え方の違いを認めた上で共存していくには、線引や攻防はある程度必要だと思う派です。(攻防ノットイコール戦争)
違いを認める、という事と意見を同一にする、という事は全くの別物で、そもそも不可能かと。
多様性を認めよう、という人程ここの違いに無頓着なのはなんでかな。

 

まあ。。。よーするに


「返してちょう」


って言いたいだけなんですが。。。

 


 

知床食堂にて豪快ランチ


乗船前に腹ごしらえ。
道の駅内の「知床食堂」にてランチタイムです。

広々明るい二階のレストランにて、各自欲望のままに注文。
いや、それにしてもどのメニューもボリュームすごいんですけど。。。

 

エビフライ定食!

 

うにどん!

 

ホッケ定食!

 

数量限定、知床前浜定食!

 

ホタテあまーい、ツブ貝コリッコリ、エンガワの脂も濃厚ー。

小鉢の昆布やイカくんマヨも、ご当地な味付が興味深い一品。

 

イクラや塩辛、ホッケの半身もついての贅沢セットは色々食べたい人へのベストチョイス、間違いなしです!

 


 

いざ知床の海へ

 

時間になりました。沖へ向けて出発進行ー。


今回は某メンバーのツテ(というかそもそも故人が知り合い)で、
内容を相談の上民間の観光ボートに乗せていただきました。
クジラ・シャチ調査隊さんも一緒です。

 

羅臼から国後方向へぐんぐん進みます。
お天気はよいですがさすが知床の5月末、海上ではダウンジャケット必須!

 

ちなみにうっかり行き過ぎて某国に威嚇されたりとかはあるんでしょうか、というおバカな質問に

 

「その前に日本の国境警備隊に怒られます」

 

と優しく船長。

 

おおお正に今、最果てにいるんだなあ。。。

 

このあたりでいいかな?


ボートを停めて、取り出しましたでっかいお茶パック。。。
もとい。。。温泉の素。。。もとい。。。

 

「このまま投げ入れたら袋は溶けてなくなるから」

 

湯の花っていうか白骨温泉の素っていうかまんま骨なんだけど。。。
こ、こんなんなってるんですね、というか。。。

【白骨の湯】入浴剤 温泉の素 白骨温泉 日本の名湯 温泉 [250g/約10回分] 0000-024-02 (UG026)

※写真はイメージです

 

私自身は故人とすごーく長い間一緒にいた、とか生活していた、とかではなく
むしろだからこそ、今でも遊びに行ったら柱の陰から出てきそうな気が、どこかでずっとしてたんですね。

 

掌の中の現実。

このバッグが、「彼女」かあ。。。

もう、世界のどこを探しても会えないんだね。。。

 

お年頃ですので、近しい人を何人もすでにお見送りはさせていただいているのですが
な、慣れない。。。

 

ぼやけた視界の向こうに国後島
お骨パックを海に放り入れ、なむなむ。。。


新しい旅立ちに黙祷。

 


 

オマケの道内観光、3日目に続きます。