うろうろしています。

国内小旅行の備忘です。現在は北海道をうろうろしています。

【阿寒湖アイヌコタン】お土産探し+伝統舞踊鑑賞・気軽にアイヌ文化が学べます【オハウもあるよ】

名古屋から太平洋フェリーに揺られ、現在北海道をうろうろしています。

 

↓ 船旅の備忘はコチラから ↓

gohtomo.hatenablog.com

 

見たい行きたいはたくさんありますが、やはり先住民族の文化は外せない、という事で
今回は「阿寒アイヌコタン」に立ち寄ってみました。

 



主な施設はシアター、ギャラリー、体験プログラム、お土産屋さん、レストランなど。
全体的な印象としては「古のコタンを再現」というより、アイヌ関連のお土産屋さんがたくさんあるショッピングゾーン、な雰囲気です。

 

とにかくどの建物も雰囲気たっぷり!


多いのはやはり木彫りのお店ですね。

 

同じ木彫り、でもお店によって個性はそれぞれ。

木彫りの何か、を探しているなら必ずお気に入りが見つかりそう!

 


 

こちらはアートギャラリー「オンネチセ」。

入館料は500円。

伝統の技術によって生み出された新旧の美しい作品が見られます。

 

こちらは再現された「ポンチセ」(小さい家)と「プー」(貯蔵庫)。

 

幸福の窓から見えるのは

 

たくさんの「イナウ」。

イナウは神事の時に使われる木幣で、神や霊と人間をつなぐ物だそう。

これだけたくさん並んでたら願い事もきっと叶う、かな。

 

こちらは生活館。

 

囲炉裏とかニカプンぺとか

 

奥にはたくさんのシントコが並べられてました。

とにかく色々入れちゃうシントコですが、

実はこれ自体がお宝でもあって、たくさんある家はそれだけ裕福、というステータスシンボルでもあったそうです。

 

シアターで観られる古式舞踊の「座り歌」では、これの蓋を囲んで円になって、

トントン叩きながら調子をとりながら歌います。

 


 

ランチを施設内のレストラン「ポロンノ」さんでいただきました。

 

雰囲気のある店内にて

 

いただきましたユクセット1200円!

ユク(鹿)のオハウ(汁)とアマム(炊き込みご飯)のセットです。

 

塩気は控えめなので味付けとしてはあっさりなのですが、

いずれも野性の風味たっぷり。

旅行者としてはやはり一度は挑戦しておきたいメニューですね。

 


 

シアターでは現在主に3つのプログラムが上演されています。

 

  • 古式舞踊
  • ロストカムイ
  • 満月のリュセ

 

上演時間はそれぞれ30分、お値段は1500円~2000円。

伝統舞踊、インスパイアモダンダンス、融合+デジタルアートと、いずれも見ごたえのある作品ばかり。

ステージを囲むように配置された客席、演者さんとの距離も近く臨場感あります!

今回は「古式舞踊」を見てきました。

静かなナレーションにリードされながら、生活のいろんな場面で歌い継がれてきた踊りを見る事ができます。

 

ダンス、というと少しイメージは違うのかも。

音や歌を楽しむ、というよりは人同士の、または神様や自然との「対話」に近いんだと思います。

派手さはなくとも、アイヌの人々の信仰や生活を垣間見る事のできる、とても興味深い演目でございました。

 

今回は時間が合わなかったので見られなかった残り2作品も、機会があれば是非に、という事で備忘に公式トレーラー貼っておきます。

どちらもかっこよです。

 


 

お土産探しのついでにに気軽に、アイヌの文化に触れる事のできる素敵な施設でございました。

本日も備忘まで!

にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へ にほんブログ村 旅行ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ