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国内小旅行の備忘です。現在は南房総あたりをうろうろしています。

伊豆高原で名画鑑賞!池田20世紀美術館に行ってきました。

伊豆高原は池田20世紀美術館に行ってまいりましたの備忘です。


なんちゃってや異色も多い伊豆高原のプチミュージアムの中でも
小さいながら正統派、近代絵画の名作揃い、隠れた(?)名館でございます。

 


 

作品はエントランスの彫刻に至るまで、撮影はOK、なれどネットへのアップロードは厳禁。
という事で残念ながら絵画その物はこちらでは上げられません。。。

 

所蔵作品や詳細は公式からご確認いただくとして、

サイトにはない現場の雰囲気をなんとなく汲み取っていただけましたら幸い。

(基本自分備忘という言い訳。。。

 

池田20世紀美術館とは

オープンは1975年5月。
所属作品約1400点はニチレキ(株)の創立者池田英一氏より寄贈されました。
「人間」をテーマにした「20世紀の作品」が収集されています。

 

主な収蔵作品はルノワール、ボナール、ピカソマチス、レジェ、シャガール、ウォーホル、ミロ、ダリ、デ・クーニングなど。

パブドメ拝借、所蔵作品ではありませんがルノワール。(Dance at Moulin de la Galette)

 

企画展では収集のテーマによらず、地元のイベントや日本の気鋭作家など、
様々なジャンルの展示が楽しめます。

 


 

駐車場に車を停めてエントランスに向かいます。

 

静かにささやかな美術館入口。

入口でチケットを購入して入場。
公式サイトに割引券があるので、もれなくチェック。
10%引(大人1000円→900円)で拝観できますよ。

 

順路に従って常設展入口へ。


通路脇のテーブルにこんな物を発見。

入場券でしおりが作れちゃいます。


あーこれ、いいアイデアですね!
いつももったいないなあって思ってたんですよね。。。!


お手軽にいい思い出になりそうです。

しかしいきなり穴を開ける場所を間違えるthe不器用。

 


 

冒頭でも申し上げました通り展示作品は一切あげられない+アート特に詳しくない、なのでここからは本当に印象だけで解説。。。(?

 

まずはエントランス階の常設展示から。

明るくて静かな(no BGM)なフロアに有名作家さんの作品が並んでいます。

所蔵作品とは異なります。ボナールのNight Landscape

展示のボナールは2作品とも風景画でした。

 

「人間」がテーマですがモチーフは様々。
風景から生物、彫刻まで色々な作品が展示されてました。

 

恐らく「写真」という物が発明されて以降、絵画の持つ意味はそれまでとは
大きく変わったと思いますが
それに加えて、大きな世界戦争を経験した20世紀という時代は
より一層「精神性」を「絵画」へ昇華しようとする動きが強くなったのではないかなと思います。

収蔵作品ではございません。Pablo Picasso/Life

 

戦争だけではなく技術革新による社会の変化も、私たちの基本的な価値観を
大きく変えましたよね。

展示されている絵画は「きれいだなー」だけじゃなくて
その向こうに「その頃のリアル」が凝縮されているんだなあと。

 

好き、嫌いに関わらずどの一枚をとっても
言葉は悪いですがうっとおしいぐらいの「画家さんの思い」が見える気がします。

収蔵作品ではございません。ダリのThe Persistence of Memory

正直申しますと、個人的にイマイチ近代絵画が苦手な理由はその辺りにあったりも。。。する。。。
ちょっと熱にあてられちゃうんですよね。。。

 


 

階段を降りて企画展スペースへ。
今回は前島秀章氏の個展が開催されていました。

 

ずんぐりふっくらしたフォルムの木彫りの像は
日本ではおなじみの神様だったり妖怪だったり、隣の(?)おじいちゃんだったりします。
一転あざといぐらいのかわいらしさに思わず頬が緩みます。
(言葉選び。。。

 

作品は映り込んでないからセーフかしら。

たかが数段、されど数段に優しいバリアフリー設計です。

 

企画展脇にはガウディスペースが少しありました。
パネルでの解説を中心に、復元されたステンドグラスなどが展示されています。

夜のカサ・ミラwikiより拝借

やっぱり一生に一度は現地で見てみたいなあ。。。

 


 

さて順路を辿ってエントランス階に戻ってまいりました。

ささやかなミュージアムショップにはオリジナルグッズも揃います。

 

併設カフェは残念ながら休業中。

 

余談ではありますが、施設自体そこそこ年期が入ってるという事もあり
一部壁の破損などが気になったり、空調の効いていないスペースが気になったり、
ハイ、カフェスペースがほぼデッドスペースになっている事が気になったり。。。

 

それでもコロナの苦境を乗り越えて開館してくださってる事自体がすごいんだよね、と言い聞かせる。。。

 

常設展示は詳しくない私でも知ってる名前、見たことあるやつ、ばかりなので
恐らく本当に名品揃いなんだと思います。


詳しい方もそうでない方も、伊豆来訪の際はぜひ立ち寄ってみてくださいー!

  • 施設名:池田20世紀美術館
  • 休業日:毎週水曜日
  • 開館時間:9:00-17:00
  • 入館料:一般1,000円 高校生700円 中・小学生500円(団体料金もアリ)
  • 住所:静岡県伊東市十足614
    一碧湖のちょい南です。駅からバスもあります。東海バス「池田美術館」下車すぐ。
    車の場合は無料駐車場あり。

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