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国内小旅行の備忘です。現在は北海道をうろうろしています。

凍てつく朝に見つけた4つの奇跡。北海道・虻田神社が教えてくれたこと

あけましておめでとうございます!

年賀状

お正月といえば、初詣。一年の始まりに、何となく恒例行事として神社にお参りに行くという方も多いのではないでしょうか。

 

先日、初めて訪れた北海道の「虻田神社」。時刻は早朝6時半、海から吹き付ける風が強く、厳しい寒さが身に染みます。そんな中、ただ新しい年の空気を吸い込みに足を運んだだけのはずでした。

虻田神社 拝殿

しかし、その何気ない初詣は、私の予想を良い意味で裏切る、思いがけない発見の連続となりました。地元の神社だと思っていたその場所には、自然が織りなす神秘、壮大な大地の物語、そして自分自身の内面と向き合うきっかけが静かに息づいていたのです。

 

今回は、凍てつく空気の中で見つけた、人生観が少し変わるかもしれない4つの意外な事実をご紹介します。

 



1. 偶然が生む神の使い?鳥居に現れる「雪蛇」の正体

早朝の境内は、夜間に新しく降った雪でほんのり雪化粧。

静寂の中、参道に立つ鮮やかな赤い鳥居が幻想的に浮かび上がっていました。

その美しさに息をのんでいると、境内に飾られた一枚の写真が目に留まりました。そこに写っていたのは、鳥居の柱に白い蛇がするすると登っていくかのような、神秘的な光景でした。

この現象は「雪蛇の鳥居」と呼ばれているそう。

神社の公式サイトによれば、強風で柱に吹き付けられた雪が、気温の上昇と共にゆっくりと滑り降りてできる、まさに自然が生んだ芸術作品なのだそうです。

最近では令和6年1月7日にも約2年ぶりにその姿が現れ、多くの参拝者の目を楽しませたといいます。

 

天候という偶然が生み出す、神聖で奇跡的な光景。その存在を知っただけで、特別な祝福を受けたような気持ちになりました。

この日お目にかかる事は叶わなかったけれど、風が作る偶然の芸術。生で見れたらそれだけでご利益ありそうだわ。。。

 


 

2. ただの地元神社ではなかった。羊蹄山から続く「龍脈」の上に立つ聖地

洞爺湖町総鎮守」と名前からも、町の小さな(?)お社という印象だった虻田神社。しかし、背景には想像をはるかに超える壮大な物語が隠されていました。

 

神社の公式サイトによると、この場所は北海道を代表する名峰・羊蹄山から貫気別岳へと南下する「レイライン」という特別な直線状に位置しています。

さらに驚くべきことに、その大地の下には、羊蹄山から洞爺湖有珠山を経て、噴火湾対岸の貫気別岳へと流れる、巨大なエネルギーの通り道「龍脈」が通っているというのです。

参道脇の提灯

神社から「龍山道」という小道を15分ほど登った先には「龍の珠」と呼ばれるモニュメントがあり、そこで願掛けをすると龍が願いを叶えてくれるとされ、全国から参拝者が訪れる聖地でもあります。

 

いつも見ている身近な場所が、実はこれほど強大なエネルギーの交差点だったとは。その事実に気づいた時、目の前の風景がまったく違って見えてくるから不思議です。

 


 

3. 「お願い」をしない祈り。心に響いた新しい参拝のかたち

初詣では「〇〇がうまくいきますように」と、つい具体的な「お願い」をしてしまいがちです。しかしこの日、神様を前にして私の心に浮かんだのは、少し違う形の祈りでした。

 

年齢を重ね、頑張ってもすぐに明確な結果が出るとは限らない、と感じるようになったからかもしれません。何かを叶えてもらうというより、自分自身のあり方についての静かな希望が湧き上がってきたのです。

鳥居の絵馬

自分がおこなっている何かが、存在そのものでもいいんですけど。 じわじわと。

いい何かを。周囲に対して。

それは空気や雰囲気のような物でもいいんだけど影響というか。。。

 

神様から何かを「もらう」ばかりではなく、自分が周囲に良い影響を「与える」存在だったらいいなあ、という希望のような。

即効性のある結果ではなく、ゆっくりと時間をかけて広がる良い波紋を願う。

新しい参拝のかたちを教えられたように思います。

 


 

4. 時代と共に変わる風習?61歳の「本厄」が教えてくれること

境内に掲示されていた厄年の一覧表に、ふと目が留まりました。

そこには「本厄 61歳」という表記が。

厄年一覧

今まであまり意識したことがなかったこの年齢の厄年に、新鮮な驚きを感じました。

さらに興味深いのは、他の厄年と違い、前後の年を示す「前厄」「後厄」の記載がなく、「本厄」だけが記されていたことです。

 

恐らくですが、元から「60歳が本厄」というよりは、元々あった「還暦」をリストに加えているのでは。

 

考えてみれば、平均寿命が大きく延びた現代。人生の後半にもう一つ、体調や生活が大きく変わる節目があっても不思議ではありません。女性の30代が前厄・本厄・後厄でほとんど埋まっていることからもわかるように、そもそも「厄年」とは単に運が悪い年ではなく、人生における変化の大きい年、体をいたわるべき年というしるしなのでしょう。

 

61歳の本厄という存在は、神道のような古くからの風習でさえも、現代のライフスタイルに合わせてしなやかに変化していく姿を示しているのですね。

伝統が時代と共に呼吸している。その事実に気づけたことも、また大きな発見でした。

 


 

ご祭神と摂社・末社

本社(虻田神社)  
御祭神  :天照大神豊受大神大己貴大神少彦名大神倉稲魂大神  

虻田神社

 

摂社(金刀比羅神社  
御祭神:大物主大神  
ご利益:五穀豊穣、交通安全、航海安全、縁結び  
崇徳天皇も祀られている(航海安全の神)  

こんぴらさん

 

末社(がんけ稲荷神社)  
御祭神:稲荷大神  

 

末社(古峯原神社)  
御祭神:日本武尊  
ご利益:火防、試験合格  

 

末社(赤倉神社)  
御祭神:  手置帆負神  ・彦狭知神・岡象女神  ・五大龍神  ・稲荷大神  

公式より抜粋

 


おわりに

何気なく訪れた地元の神社が、これほど多くの気づきを与えてくれるとは思いもしませんでした。自然の奇跡、大地のエネルギー、祈りの本質、そして時代と共に変化する伝統。虻田神社は、日常の中に隠された奥深い物語に目を向けるきっかけをくれました。

雪の参道

あなたの身近な場所にも、まだ知らない物語が隠されているかもしれませんね?

次の休日は、少しだけ注意深く、周囲の世界を眺めてみてはいかがでしょうか。

 

2026年も皆様に福がみちみちますように。

本日も備忘まで!

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