本日のお風呂は岐阜県瑞浪市の「稲荷温泉 不老荘」でございます。
国道19号より少し南、荷機稲荷神社のお膝元。
口コミでは「とにかくレトロ」との情報でございます。
わくわく。。。
停めやすい専用駐車場もあります。施設はここから徒歩1分なんですが
空いている時はお風呂のまん前や神社脇に、皆さん横付けされていたりとか。
大きくて立派なお稲荷さんの
すぐ向かいです。
木枠にすりガラス。雰囲気あるー!
入り口でお金をはら。。。あら。。。誰もいない。。。
入湯料は500円、洗髪する人は600円。
そのシステムを耳にする事自体がなんだか懐かしい。。。
よだん
現在私たちにとっての外風呂は、その形態によらず「レジャー」目的である事が多いと思うのですが、
各家庭にお風呂がなかった昔は「公衆衛生として必須」な施設でした。
なので、その頃から料金は地域により統一されているんですね。
(厚生省>公衆浴場法>一般公衆浴場)
今ほどよいお風呂洗剤とか設備とかがない頃に、整髪料の油が混じった汚水を処理したり、掃除をしたりする事は、そうでない場合に比べてかなり大変。。。
という事で、シャンプーする人には追加料金がありました。
(不老荘さんが「一般公衆浴場」かどうかはわかりませんが。。。)
銭湯行って、シャンプーもします、ハイ、追加50円、って言ってたなー。
今でも佐賀県には洗髪料の設定が残ってるそうです。
カウンターのトレイには100円玉が5枚。
前の人が置いていったのかな。。。?
すいません、小銭きらかしてるんです、おつりほしいですー。
呼び鈴を鳴らすとスタッフのお父さんが出てきて
「おつりここに出てます。」
とトレイを指差しました。
あ、セルフなんですね、失礼しました。
では、ハイ、洗髪しますのでおつり400円いただいていきますね。
お風呂場へ続く廊下の両脇には、名前のついた和室がいくつかありました。
しかし「お部屋は使わないで」との貼紙もどこかにあったような、で
休憩スペースとして使用してよいのかどうかは不明。。。
現在は日帰りのみですが、その昔は旅館だったのだと思います。
突き当たりの階段を、右に下りると男湯
左に降りると女湯。。。
って階下で普通につながってるんですけどね!
温泉の成分表を写真に撮ってきたはずが、ブレブレのボケボケで全く役に立ちませんでしたので、みずなみの観光情報から以下情報抜粋。。。
・温泉名:稲荷温泉
・泉質:放射能線
・適応症:体の痛み、不眠症、皮膚病など
浴室内には大きさ3帖ほどのタイル貼りの湯船が一つ。
洗い場は3つ、露天や変わり湯、サウナはありません。
備え付けは固形石鹸、ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー等。
ロッカーに鍵はないので、自前の南京錠を用意するか、貴重品は持ち込まない方がよいかも。
(南京錠1個置いてあったのですが、壊れてるのか使えませんでした)
お湯は無色無臭。
温度はある程度なら自身で、蛇口から調節可能なようです。
但し40度以下にはしないでね、との事。
お風呂のふたが横に立てかけてあったりとか、お掃除道具が並べられていたりとか
ああこの田舎の親戚んちのお風呂お借りしてますな感じ。。。
確かに、昨今珍しいスタイルかと。
親戚んちのひろーいお風呂を、真昼間から貸切です。
これはこれで、別の意味で贅沢な気がしてきた。。。
で、脱衣所にもあったんですが、「コスモプラナ」ってなんですか?
コスモプラナの効能:
出社、登校拒否・朝起きられない・ニート・寒さに弱い・常に不幸から脱出できない・試験に失敗続きである・何をやってもうまく行かない・集中力が続かない・ツキがない・今の生活の流れを変えたい・根気が出ない・良い縁に巡り会えない・仕事が無い・もう自分の限界だ・自殺を考えている・パワー不足を感じる・一日中ボーッとしている・人と話がしたくない・生きている意味が分からない
(開発・販売:美濃廣庵公式サイトより)
生きている意味が分からない
。。。。。
とととりあえず温泉の前に病院行った方がよいのでは。。。
温泉と健康、更には体だけでなく心から、プラススピリチュアルな何かがセット、というパターンは結構見かける気がします。
アプローチの仕方によっては怪しさ満点ですが、個人的には、実は結構気になる派です。
そういえば水神様伝説とカウンセリングルームのある入浴施設もあったっけ。。。
先日車ぶつけて修理代が30万とか言われて、おうちの人に心底呆れられて
だいぶ死にたくなってたのですが、今日少しだけ気持ちが明るいのは、やっぱりコスモプラナ効果かしら。
いや、本日4本目の発泡酒のせいですね。
なんちゃってレトロ、ではなく、ほんとのレトロを体験したい方
そして最近何をやってもうまく行かない、と感じている方は
ぜひ不老荘でエネルギーをチャージしてみて下さい!