コロナ禍唯一(?)のお楽しみ、車でのんびり道の駅めぐりを楽しんでいた9月下旬。
下呂市金山「道の駅かれん」より約20分程の場所にある「金山巨石群」へ行ってみましたの備忘です。
一見無造作に転がってるだけに見える大きな岩たちですが、
イギリスのストーンヘンジ同様、太陽観測によって暦がわかるように設計されてるんだそうです。
てか無知な自分はストーンヘンジがそういう物だという事自体知りませんでした。。。
観測スポットは主に三箇所。
こちらの鳥居の奥は縄文時代の史跡と言われております「岩屋岩蔭遺跡」なんですが
お世辞にもスーパー観光スポットとは言いがたい周辺の様子(失礼だ)
にも関わらず、観光客さんやガイドさんがたくさんいらしてて
なんだか意外とか思ってたんですが
そうか、今日秋分の日だ!
この時期にしか、この場所に入ってこない日差し、
を持ってして季節を知る、という太陽カレンダー。
促されるように慌てて撮りましたが、これがそうのかどうかはよくわかりません。。。
春分の日あたりだとこんな感じ、の説明写真。
当日うす曇りだった事もあり、全く日が入らない時間もあったようですが、
ガイドさんの案内により、なんとか現象を確認する事ができました。
鳥居をくぐったという事は、そう、遺跡の中(?)は神社にもなってるんですね。
妙見神社だそうです。ささやかにお社もありました。
(パンフレット置き場になってる感もありますが。。。)
どうして冬が寒いんでしょう、という質問に
「太陽が遠くなるからじゃね?」とか答える小学生以下のおつむなので
結局色々見てもピンとはきてないのですが。。。
緑がきれいだなあ。。。(逃避
皆さんが熱心に見てらっしゃるのは北極星の観測ができる石。
この岩と
この岩の右側面あたりを線で結んだ延長線上に見える、のだそうです。
こっちが北!ってやつですね。
中央右の石の横側面に、白い斑点(?)みたいなのがあるのですが
これ空と反転した形で北斗七星が描かれているそうです。
(書いてあるというか彫ってあるというか)
右下にあるのは「再現館」。
太陽カレンダーシミュレーターがあります。
写真撮ってた時はよくわかんないなーと思ってたのですが
今見ると確かに「春分・秋分の頃」のとこが明るいですね。。。!
実際この巨石群が天体観測に使用されたか否かは、
考古学的に証明された訳ではない、とのwiki情報ですが
いつから使用されていたかはともかく、縄文時代の遺物が発掘されている事はほんとで
今現在、観測が可能な事も事実なんですよね。
だとしたら「昔の人すごいー!」って思ってた方が夢があるかんじですね。
プラネタリウムは大好きだけど、星座はオリオン座しかわかりません。
夏の大三角形とか冬の大三角形とか、どれ結んでも三角形だわとか
罰当たりな事言ってないで、天体の事をもう少し勉強しなきゃと、
秋分の日にこの場所へ訪れた偶然をきっかけに、思い直す初秋。
の備忘でした。