今回は「ぎふの旅・県民割第二弾」を利用しまして、
↓ 前回の備忘 ↓
愛宝館 奥飛騨
無事お宿に到着です。
本日お世話になりますのは平湯温泉「愛宝館」さん。
小さいながら暖かなもてなしのお宿でございます。
山に囲まれたこの地域には、各地に温泉が噴出しております。
平湯温泉の他、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉などがあるそうです。
総称して「奥飛騨温泉郷」。
中でもここ平湯温泉は、徒歩圏内に大きな日帰り入浴施設や、
東京からの高速バスも乗り入れているバスターミナルがあります。
こじんまりとしているからこその便利さ。
落ち着いた印象の玄関ロビー。
チェックインと、「ぎふ旅コイン」の申請をフロントでお願いします。
ぎふの旅県民割のサービスの一つ。
ちなみに自分予約後、このポイントの事完全に失念してたので、現地でもらって大はしゃぎ。
「うわあああやったあああまじでか!ラッキー!」
健忘も場合によっては幸せの種であるという一例。。。
ちなみに館内に売店はありません。
(ビールの自販機がありましたが、恐らくほんとにビールしかなかったような。。。)
徒歩圏内にお土産物屋さんがあるので、必要な物があればそちらで入手です。
お部屋
部屋は「訳アリ」の和室7.5畳。
訳アリと聞いてドキドキしていたのですが、もう全然きれいです。
古い所は確かに残りますが、きれいに改装、メンテナンスされてます。
そして訳アリの理由に「眺望:隣の建物」とあった為、いかほどの閉塞感かと思いきや
窓自体は広いし光もちゃんと入るので、思ったほど窮屈な感じではなかったです。
wifiも快適!
パスワードは各階共通、自分のノートで実測下り47Mbps。
部屋にお風呂、シャワーはなし。
故にドライヤーの備え付け等もありません。
室内に金庫、冷蔵庫あり、エアコンは懐かしの据置き型、手動で操作可能。
備品は歯ブラシ、タオル、バスタオル、浴衣と丹前。
冷蔵庫は古いせいか、たまにズガガガって音してるので、
気になる方は夜中は電源抜いちゃった方がいいかもです。
考えてみたら、一人であちこちのお宿をうろうろしていますが
お布団しいてもらう系の旅館に一人で滞在するのはさすがに初めてです。
この部屋独り占めかー、と思うとニヤニヤが止まりません。
(居候生活の中色々溜まっております)
お風呂
お部屋でしばしくつろいだ後は、ご自慢の温泉でほっこり。
一階にある大浴場へ向かいます。
温泉情報
温泉名:家上の湯
泉質:炭酸水素塩、塩化物質
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
源泉かけ流し、温度は60.5度。
源泉の温度の変動により、湯舟のお湯の温度も変わる事があるとの事なので
基本加温も加水もないと思われます。
洗い場の備え付けはシャンプー・コンディショナー・ボディソープ。
浴室内は広くはなく、洗い場の椅子は4席ほど。
湯舟との距離も近いので、シャワーの利用は入浴中の方にご配慮下さい。
お湯は濁った緑というか茶というか。。。
周囲の岩が赤く染まっているように見えるので、鉄分が多いのかな?
ぬるぬるというよりはサラリ、やはり金属臭に近いような、独特の香りがあるような気がするのは色のイメージかしら。(臭いとかではないです)
そしてさりげなく秘境感も漂う、こじんまりとした岩の露天風呂。
むき出しのパイプから豊富な源泉が湯舟に注いでおります。
というか、扉を開けたらいきなり湯舟で、
一瞬懐かしのどろんこクイズを思い出してしまった。。。
もちろん頭から飛び込んだりはしませんが。
この、ちょっと閉鎖的な感じが逆にいいですね。
五感でじっくりお湯を堪能。
きもちいいー。。。
夕食
お風呂でしっかり温まった後は、お楽しみの夕食です。
ほどよい赤身がしっかりおいしい。
肉汁の染みたお野菜がまた旨し!
静かな個室で、一人自由きままにいただく豪華なお料理!
なんて贅沢なんだろう。。。
もちろんコロナ対策の一環なんでしょうが、一人静かにうろうろもぐもぐが至福の、
自分のような人間にとっては、逆にありがたいといいますか。。。
あんま言っちゃダメなやつなんですけど。。。
静かに夜が更けていきます。
タブをカタカタやりながら、ノンアルをちびちび。
敷いていただいたさらさらのおふとんで、こわばった体を伸ばしながら
明日の行程に思いを馳せる至福の時間です。
朝食
おはようございます。
朝食は大広間での提供ににつき、顔を洗って一階へ移動です。
ソーシャルディスタンスしっかり、距離を取って用意されたテーブルに
朝ごはんが運ばれてきました。
和食定番!素朴だけどたくさんのお皿が嬉しいです。
名物朴葉味噌にも火が入れられました。
じゅわじゅわと音を立てて、焦げるお味噌の香ばしい香り。
たまらんですね!
きゃらぶき、甘めでおいしかったです。
もうお味噌とこれだけでごはん3杯ですよ。
よだん
朴葉味噌って言えば、初めていただいた時に
「具はどこだ」
とか暴言吐いてました。自分。
「お味噌」をそのままいただくという概念がなかったんだなあ。。。
朴葉味噌焼きっていったらこういう風だろうと。↓
勝手に思い込んでたんですね。
無知って嫌だなあ。。。
ごちそうさまでした。
朝からお腹いっぱい!
最終チェックアウトは10:00との事につき、
腹ごなしにご近所散策に行ってみたいと思います。