岐阜県中津川市「苗木城跡」に訪れてみました、春のある日の備忘です。
(訪問日:2021年4月)
こちらのお城は恵那辺りを当時治めていた、遠山さん一族による築城だそうです。
その辺りの詳しいお話や資料が揃う施設は、こちら苗木遠山史料館にございます。
今回は個人的に時間足りなくて入れませんでした。。。残念、ぜひ次回。
駐車場脇の周辺マップを確認。散策コースがいくつか用意されているようです。
お山のてっぺん、天守跡目指してGo!
周辺はきれいに整備されていて歩きやすいです。
お奉行様からの定め書き。場内禁煙厳守!
苗木城は「続日本100名城」にも数えられており、
ある年の某社発行「絶景!山城ベスト10」には堂々一位として紹介された事もあるそうです。
CGで再現された、かつてのお城の写真の後ろに、現在の苗木城が小さく見えてます。
桜は名残ですが青空に新緑も美しい、素晴らしい晴天!
段々と近づいてきました。
こちらの石垣は大矢倉のあった場所。
から仰ぎ見る天守跡。
本丸口門、千石井戸跡。
そびえる立派な石垣に沿って
登ってきましたらすでにこの高さ!
こちらは武器や具足の蔵の跡だそうです。
青空に映えるジャングルジム。。。じゃなくて、天守跡。
笠置矢倉跡からは木曽川と中津川の町が一望できます。
石碑。苗木城の成り立ちとかが書いてあるのだと思います。
(漢字ばっかで読めません)
絶景!
巨石に支えられた天守跡。
実際にこの巨岩にまたがる形で天守が建てられていたそうです。
バランス感覚すご。。。
こちらは馬洗岩。
お城が籠城に追い込まれて、お水の供給経たれて、敵さんが
「もう水とかないでしょさっさと降伏しちゃいなよ」
とか思ってる所へ
「まだまだ余裕ですよ?」
というハッタリかます為に、遠くからでもよく見えるこの岩の上に馬置いて「米」かけたっていう。
お米が遠くから見たら、まるで大量の水を使って馬を洗っているように見えた、そうです。
だから「馬洗岩」。
それにより敵さん攻め入るタイミング失って、結果籠城を耐え抜いた、
かどうかは説明には書かれてないのでよくわからないのですが。
ちなみに「お水足りない」話の他には「お金足りない」というお話も見つけました。
苗木城は別名「赤壁城」とも呼ばれていたそうなのですが、
その理由は壁が赤土むきだしで漆喰もなんも塗られてないから、
そして塗られてないのは単純に「お金が足りない」からなんですが
ダイレクトにそれ言っちゃうとちょっと残念な感じになってしまうので
「最初はきれいに白く塗られていたんだけど、木曽川の竜が白い色が嫌いで
何度塗りなおしても吹き飛ばしちゃうんだよー」
という事にした、という伝説。
嘘も方便。文字通りのWhite Lieですね!
城跡の周辺も花盛りです。
アセビに
桜と若葉。淡い色合がかわいいー。
(ピントの位置おかしい)
春から初夏の晴れた日には、一日のーんびり散策どうぞ。
歴史ロマンも自然も存分に堪能できますよ!