本日は岐阜県美濃市「うだつの上がる町並み」を散策しております。
↓ これまでの歩み ↓
↓ きっかけの道の駅備忘 ↓
美濃和紙あかりアート館
町並の実物に灯りがともる前の予習(?)とばかりにお邪魔してまいりました。
今井家さんとの共通券で、入館料は400円也。
雰囲気のある建物だなあと思ってたら、こちらもかなり古い建築でした。
昭和16年に、産業会館として建てられたものだそうです。
ちなみに国の登録有形文化財でもあります。
一階は受付と物販スペース。
館内へ歩を進めますと、歴代の優秀作品が公開時さながらに美しく展示されています。
これ全部和紙でできてるんですよね。
様々なデザインがあって、ほんと発想と可能性に驚かされます。
写真撮影OKとの事でしたので、以下気になる作品をおさめてまいりました。
こちらは3館共通リーフレットの写真にも使われていた
「虹を食べたひつじ」
第15回小中学生部門の大賞作品、という事は製作者さんも小中学生って事ですね。
作りこみすぎてない色といいフォルムといい、まずその発想といい、ほんとかわいいー。。。
こちらは23回の小中学生部門大賞の「おなかすいたよ」
おうちで金魚飼っていたのかな。
ランタンに金魚はよく見るモチーフなので、安心というかやはり相性いいですね。
23回大賞「幸せの香り」
まんまやん!って感じなんですけど、
これから出荷するにしろいただきものにしろ、桃への愛が溢れててすてき。
桃入れるネット。。。
ではなく24回の大賞作品「群レ」
28回小中学生部門大賞「咲かす栄螺」
製作者さん当時中三。よくこんな漢字知ってましたね。
おばちゃん読めなくて調べました。
「さざえ」だそうです。
さざえ?
自由発想。。。
このあたりくると、もうプロさんな雰囲気。
どれも洗練されてます。
インテリアショップのショールームみたいです。
28回ライトアップ賞「和紙を剥いてみました」
角からキレイにむけてるー。
思い出しただけ。
静かで暗い、古い建物の中で、幻想的なあかりアートに囲まれていると
しばし現実忘れます。
クリスマスシーズンに向けて、お部屋にもなんか欲しくなってきました。。。
あかりの町並み~美濃~
そうこうしている間に、日の入りもめっきり早くなった秋の暮れ、
町並の作品にも灯りが入り始めました。
恐らく開期中はもっと賑わっていたのだと思います。
とても暖かい日よりでしたが、人出はまばら。
おかげでのんびり散策を楽しむ事ができました!
くしゅくしゅ柔らか、から
建築物を思わせる硬質感まで、多彩な質感を表現できる和紙の可能性、
と製作者さんの巧みな技術。
ぐるぐるもようのひつじはアート館でもお目にかかった所ですが
こちらのひつじは雷様を飲み込んでしまったパパひつじ、だそうです。
お腹で稲妻がパリパリしているんでしょうか。
和紙イコールほのぼのあたたか、ばかりではございません。
近未来ファンタジーを思わせる、クールで力強い作品も。
アートは光源、シェードから一体で出展される為
LEDの色調によっては全くイメージの違う作品が作れるんですね。
うっとり。。。
ちなみにアートの魅力を活かす為か、町並の街灯や照明灯は制限されている印象。
ちょっと道を外れると結構暗い所もあったりです。
もしかしたらコロナでお店やってないだけなのかもですが。。。
そんな中比較的遅くまで営業されてた甘味処。
これからはあたたかいぜんざいや甘酒が、断然おいしい季節になりますね。
第18回あかりの町並み~美濃~は11月末までとの事。
お近くの方はふらりとどうぞ。
あかりアート展は誰でも参加、出品できるそうです。
出展料は1500円、小中学生は無料。
ちなみに公式に「基本の作り方」を発見。
手作り好きさんは是非挑戦してみてください。
超絶不器用な私はクリスマスに向け、IKEAで和紙っぽいイルミでも買ってこようと思います。。。
久々に朝から晩まで、のんびりたくさん歩きました。
お天気にも恵まれ、充実した時間に大満足。
続けてお読みいただいた方、本当にありがとうございました。
私事ばかりのつたない文章ではございますが、これからもよろしくお願いします。
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